三瓶そば

三瓶そば

登録番号 91
名称 三瓶そば(サンベソバ),Sanbe Soba
分類 野菜 / 穀物類
登録日 2020/03/20
生産地 島根県
大田市三瓶町及び山口町
登録生産者団体

三瓶そば振興協議会

島根県大田市三瓶町池田219-5

登録公示

第91号:三瓶そば

農林水産物等の生産地

「三瓶そば」は、三瓶山麓(1)の大田市三瓶町及び山口町で古くから栽培されている在来種のそばです。
 本州で栽培される主要なそばの品種と比べると、小粒で引き締まっており、苦味の強さに起因した、深味のある濃い味が特徴です。
 三瓶の在来種としての希少性と、粘りのよさ、味といった品質が、全国各地のそば粉を扱う製粉会社や他府県のこだわりの蕎⻨屋から高く評価されています。

「三瓶そば」の生産方法としては、前述のとおり、三瓶在来種を栽培品種として使用し、生産地内において栽培します。

生産地である大田市三瓶町及び山口町は、三瓶山麓にあたる標⾼約500mに位置する地域です。活火山である三瓶山より降り積もった火山灰質の黒ボクの土壌と、日中と夜間の寒暖差が大きい高原気候という自然条件がそばの生産に適していることから、地域では、江戸時代(2)からそばが栽培されてきました。
 一時は、農家の高齢化等に伴い生産量は自家消費程度まで減少しましたが、1998年頃から地域のそば愛好家が生産拡大に取り組み、2018年には生産者が9戸・5団体、栽培面積は2015年の12.6haから2018年には18.5haにまで増加しています。

  1. 三瓶山:標高1,126m、島根県のほぼ中央部の大山火山帯に属する火山です。大山隠岐国立公園の一部にもなっています。三瓶山の他、琴引山や大万木山などを含む三瓶エリアは、登山やトレッキングをはじめとした地域の観光スポットとなっています。
  2. 江戸時代:1603年~1867年。日本の時代区分の一つで、江戸(現在の東京)に幕府が置かれていた時代を指します。徳川家康を初代将軍とし以後徳川将軍家を中心とした藩政政治が行われました。

購入先情報

三瓶そば(玄そば)を使用したそば製品が、島根県大田市のふるさと納税の返礼品として採用されています。

大田市/ふるさと納税

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