大山ブロッコリー
大山ブロッコリー
登録番号 | 70 |
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名称 | 大山ブロッコリー(ダイセンブロッコリー) |
分類 | 野菜 / 穀物類 |
登録日 | 2018/12/27 |
生産地 |
鳥取県
西伯郡(大山町、日吉津村、南部町、伯耆町)、日野郡(日南町、日野町、江府町)、米子市 |
登録生産者団体 | 鳥取西部農業協同組合 鳥取県米子市東福原1-5-16 |
ブランドサイト | |
登録公示 |
農林水産物等の生産地
「大山ブロッコリー」は、食味の良さを特徴とし、産地において徹底した品質管理を行うとともに安定供給を図ってきたことによって、市場で高く評価されているブロッコリーです。
地域は全国有数のブロッコリー産地となっており、最も売上げのある名古屋市場での占有率は約2割、平均価格は約1割高となっています。
「大山ブロッコリー」の生産においては、毎年、予想される気象状況や生産地域での栽培適性等に合わせて、生産者団体が地域内で試験栽培し選定した品種のみを用いることとしています。
作型は、その年の気象条件により作業時期が変動することもありますが、初夏どり栽培では、播種1月中旬~2月中旬、定植3月中旬~4月中旬、収穫4月上旬~7月上旬、秋冬どり栽培では、播種7月上旬~8月下旬、定植8月上旬~10月上旬、収穫9月下旬~4月下旬としています。
定植は10aあたり約4,000株の疎植(そしょく)(1)としています。
収穫は、気温の低い夜10時から朝9時(平均気温が約10℃以下になった時期は昼1時から朝10時)までに終えることとしています。なお、冷蔵設備等の使用により、上記時間帯に収穫したものと同程度に品温を下げることが可能な場合には、上記時間帯以外でも収穫可能としています。
収穫時には、断熱シートでブロッコリーを覆い、乾燥時には収穫したブロッコリーに水をかけることで品温を下げます。
収穫されたブロッコリーは、病害虫等の異物の有無を確認したうえで、品温が低いうちに鮮度保持袋がセットされた出荷用ダンボールに箱詰めします。
箱詰めされたブロッコリーは、真空予冷(約5℃、20分間)の後、3月頃から12月上旬頃までは冷蔵輸送(約5℃)、12月中旬頃から2月下旬頃までは保冷輸送(約2℃)により出荷されます。
「大山ブロッコリー」の生産地である大山山麓は、水はけが良く有機質に富んだ黒ぼく土で、砂壌土が広がる地形となっています。年間平均気温が約15℃、昼夜の平均温度差が約8℃とブロッコリー栽培に適した環境です。
産地は沿岸部の平たん地から準高冷地(標高600メートル)に立地しており、冷涼期は平たん地、高温期は準高冷地を中心に栽培することで、高品質なブロッコリーのリレー出荷を実現しています。
生産地におけるブロッコリーの栽培は、西日本におけるブロッコリー産地の先駆けとして1969年に大山町中山地域(旧中山町)で水田転作として開始されました。
平成27年の作付面積は376ha、生産量は4,120tと、全国有数のブロッコリー産地としての評価を得ています。
- 疎植:植物をまばらに植えることです。
購入先情報
大山ブロッコリーは4月上旬~7月上旬(初夏どり栽培の場合)と9月下旬~4月下旬(秋冬どり栽培の場合)に収穫・出荷され、登録生産者団体・JA鳥取西部直営の農産物直売所「アスパル」をはじめ地元のお店や、京阪神・中京地域の卸売市場を通じてスーパー等で販売されます。(その年の気象条件により変動する場合があります)
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