広田湾産イシカゲ貝

広田湾産イシカゲ貝

登録番号 114
名称 広田湾産イシカゲ貝(ヒロタワンサンイシカゲガイ) Hirota
分類 魚介類
登録日 2022/02/03
生産地 岩手県
陸前高田市広田湾
登録生産者団体

広田湾漁業協同組合

岩手県陸前高田市広田町字泊102番地4

http://www.jfhirota.or.jp/

登録公示

第114号:広田湾産イシカゲ貝

農林水産物等の生産地

「広田湾産イシカゲ貝」は、広田湾で採苗・養殖したエゾイシカゲガイです。殻表は濃い赤茶色で、形はふっくらとしており、クリーム色の足の部分を食します。栄養素では遊離アミノ酸の割合が高く、弾力があり、特有の甘みがあることが特徴です。希少価値が高く、都内の高級料亭や寿司店で欠かせない商品となっています。

「広田湾産イシカゲ貝」は、生産地で採苗し、専用容器により養殖したエゾイシカゲガイです。
 殻長が5cm以上のものを目安に選別し、目視やにおいにより死貝及び欠けた貝を取り除き、鮮度保持のため滅菌海水に入れ、出荷します。

「広田湾産イシカゲ貝」の養殖漁場となる広田湾は、岩手県沿岸南端の陸前高田市にあり、北にある氷上山麓(1)から気仙川を通じ豊富な栄養分が流れ込んでいます。
 1993年にリアス式海岸の地形を活かし、天然の稚貝の採苗や砂を入れたタライを海中に吊るして行う養殖技術が確立し、1996年に全国で初めて、本格的な養殖生産がスタートしました。
 2011年に東日本大震災の津波により、漁船や養殖施設、資材等が流され壊滅的な被害を受けましたが、漁業者を中心とした関係機関の努力により再起を図り、2018年には53tが生産されるようになりました。

  1. 氷上山:北上山地の南東部に位置し、山麓の南西部は広田湾に、北東部の裾野は大船渡湾に続く標高874.7mの山です。

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