ビントゥアン ドラゴンフルーツ
ビントゥアン ドラゴンフルーツ
登録番号 | 110 |
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名称 | ビントゥアン ドラゴンフルーツ |
分類 | 果物 |
登録日 | 2021/10/07 |
生産地 |
海外
ベトナム国ビントゥアン省のハムタン県、ハムトゥアンナム県、ハムトゥアンバック県、バックビン県及びファンティエット市 |
登録生産者団体 | Hiệp hội Thanh long Bình Thuận (ビントゥアンドラゴンフルーツ協会) 17 đường Thủ Khoa Huân, thành phố Phan Thiết, tỉnh Bình Thuận, Việt Nam(ベトナムビントゥアン省ファンティエット市トゥコアフアン通り17号) |
登録公示 |
農林水産物等の生産地
「ビントゥアンドラゴンフルーツ」は、ベトナムの他の栽培地域の同産品と比較して、甘みが強く、酸味が弱いことが特徴のドラゴンフルーツです。果皮と包葉が厚く、そして包葉が硬いため、長距離輸送しても比較的果実の鮮度とドラゴン(竜)のような外観が保たれます。この長距離輸送に耐えられる長所が流通業者から評価されています。
ビントゥアンドラゴンフルーツは2006年にベトナムで地理的表示として登録され、2020年のEU・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)の発効により、EUにおいても地理的表示として保護されています。
品種は白肉種を用い、生産地域内にある優良な木から栄養繁殖したもののみを用います。
生産地内で露地栽培し、10月から3月には夜間の電照栽培による開花刺激技術を用います。また、果実の生長のための栄養分を凝縮させるため、一本の枝当たり一果となるよう摘果を行います。
出荷規格は、 著しい傷や損傷がないもののみ出荷できるものとしています。
生産地域はベトナム中南部の最南沿岸地域に位置し、年間平均気温が高く非常に暑いモンスーン熱帯気候地域に属していますが、他の同産品栽培地域に比べ年間の平均降水量が少ないのが特徴です。生産地域の気候条件が、原産地である砂漠の気候条件と類似しており、よってドラゴンフルーツの生産に適しています。
ドラゴンフルーツは、20世紀初頭にビントゥアン省で生産が始められ、1990年から商業生産されています。現在、アジアや中東のほか、欧州、北米、豪州など、世界の様々な地域に輸出されています。