大口れんこん

大口れんこん

登録番号 109
名称 大口れんこん(オオクチレンコン)
分類 野菜 / 穀物類
登録日 2021/05/31
生産地 新潟県
明治22年3月31日における行政区画名としての新潟県南蒲原郡大口村、池之島村、押切新田、思川新田、大曲戸村、大曲戸新田、灰島新田、中興野、坪根村(現新潟県長岡市中之島上通地区)
登録生産者団体

大口れんこん生産組合

新潟県長岡市中之島773番地

えちご中越農業協同組合なんかん南営農センター内

登録公示

第109号:大口れんこん

農林水産物等の生産地

「大口れんこん」は、厳しい出荷基準により、傷みがなく、穴に一切泥が入っていないれんこんです。調理しても白い果肉の変色が起こりにくいといった特徴があります。
 果肉の白さ、歯ごたえのある食感、甘み・旨味・風味を感じられる点が評価されています。

「大口れんこん」の品種は、生産地での栽培適性等により生産者団体が選定した品種を使用します。
 栽培の方法は、種れんこんとして生産地内で採種された無傷・無病でわき芽の充実したものを使用すること。水源は生産地区内の地下水を使用し、特に定植初期は深水管理を行い水温確保に努めること。また、収穫は、原則として出荷前日または当日に行うこととしています。
 出荷規格は、病害虫被害及びキズ等による傷みがなく、れんこんの穴に一切泥が入っていないものとしています。

れんこんは、高温性植物であることから、経済栽培の北限は茨城県、栃木県以南と言われています。これより北に位置する生産地区では、古くからガス田や温泉開発が行われており、地下水温が高く、その地下水を利用することで、れんこん栽培が可能となっています。
 「大口れんこん」の名前は、1923年にれんこん栽培が開始された旧大口村に由来します。
 1968年に生産組織が設立され、生産組合や行政が一体となって品質の向上や生産性向上に取組みました。2020年現在、生産者72戸、栽培面積約70ha、生産量約1,000t、販売額約5億円と北日本で最大のれんこん産地となっています。

ページ
トップ

日本の伝統的な特産品の魅力を発信