鯖江市の伝統野菜「吉川ナス」 今シーズンの販売開始
吉川ナスの登録生産者団体・鯖江市伝統野菜等栽培研究会からの情報です。
6月7日(金)に、令和6年産「吉川ナス」が初出荷され、鯖江市の「道の駅西山公園」を中心に県内スーパーへ約230個を出荷しました。
「吉川ナス」は、鯖江市内の農家有志で結成された「鯖江市伝統野菜等栽培研究会」の会員により栽培され、今年は21軒の会員で生産しています。今年の収穫量は約50,000個を見込んでおり、これから旬の7月にかけて、徐々に県内外のレストラン、料亭への販売を始め、昨年に引き続き、香港やシンガポールでの販路拡大を目指していきます。
また、初出荷に合わせ、鯖江市の「道の駅西山公園」では、同駅オリジナルの人気商品「吉川ナスバーガー」の販売も始まりました。今後、6月下旬~7月上旬には、同駅で「吉川ナスバーガーキャンペーン」も予定されています。
初出荷のプレイベントとしては、昨年4月に特許庁の地域団体商標に登録された「吉川ナス」の、地域団体商標カード(地団カード)を、6月1日(土)から同駅で1,500枚限定の無料配布を始めています。地団カードは、特許庁の外郭団体である独立行政法人「工業所有権情報・研修館」が2019年度から発行している、縦約9センチ、横約6センチのカードです。表面はツヤツヤに光る吉川ナスの写真を掲載し、裏面には、吉川ナスの歴史や特徴などが記載されています。
研究会は地団カードやこうしたイベントを通して、GI制度の普及や、吉川ナスのさらなるブランド向上を目指しています。