枕崎鰹節

登録番号 168
名称 枕崎鰹節(マクラザキカツオブシ)、Makurazaki Katsuobushi、Makurazaki dried bonito、Makurazaki bonito flakes
分類 加工食品
登録日 2025/03/18
生産地 鹿児島県
枕崎市
登録生産者団体

枕崎水産加工業協同組合
鹿児島県枕崎市立神本町12番地

登録公示

第168号:枕崎鰹節

農林水産物等の生産地

「枕崎鰹節」は300年以上の歴史をもつ伝統食品であり、日本食に欠かせない重要な食材として現在まで大切に守られてきました。今日では、贈答用から家庭用、業務用まで幅広い需要があり、枕崎は日本一の鰹節(1)生産量を誇ります。
 全国鰹節類品評会では、最高位の農林水産大臣賞を数多く受賞するなど高く評価されています。

「枕崎鰹節」は、カツオを原料とし、生産地内で、枕崎水産加工業協同組合が定める「枕崎鰹節の認証規格」に基づき製造され、出荷されます。

生産地の枕崎市は鹿児島県の南端に位置し、黒潮(2)に乗って回遊してくるカツオの漁獲が古くから盛んに行われてきました。生産地の近海で春先に獲れるカツオは脂が少ないことから鰹節の製造に最適であり、加えて山に囲まれた生産地はカツオを煮るために欠かせない良質な水や焙乾のための薪となる樫やクヌギ等が豊富で調達しやすいという、鰹節生産に適した地理的条件を備えていました。
 焙乾やカビ付けを行う現在に近い製法は、1707年に紀州沖で発生した大地震・大津波を機に薩摩藩(3)が紀州の漁民・森弥兵衛を招へいし、枕崎に伝授されたとされています。
 明治期(4)以降は漁船の動力化や大型化により漁場を拡大し、カツオ遠洋漁業の基地として発展を遂げ、鰹節製造が更に拡大しました。品質改善にも取組み、独自の「認証規格」を定めて高い品質を確保することで、全国的に「枕崎鰹節」の名声を博すに至っています。

  1. 鰹節:カツオを煮熟(しゃじゅく)し、くん乾(いぶし乾燥させること)したもの。
  2. 黒潮:東シナ海を北上してトカラ海峡から太平洋に入り、日本列島の南岸に沿って流れ、房総半島沖を東に流れる海流で日本海流とも呼ばれています。南極環流やメキシコ湾流と並んで世界最大規模の海流です。
  3. 薩摩藩:藩は江戸時代に大名が将軍から与えられた領地、およびその統治機構。薩摩藩は、現在の鹿児島県本土と宮崎県の南西部を領有していました。
  4. 明治時代:1868年~1912年。日本の時代区分の一つ。日本が幕府による封建制から近代化に移行した時代です。

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