高山きゅうり
| 登録番号 | 163 |
|---|---|
| 名称 | 高山きゅうり(タカヤマキュウリ)、Takayama Kyuri、Takayama Cucumber |
| 分類 | 野菜 / 穀物類 |
| 登録日 | 2025/03/18 |
| 生産地 |
群馬県
吾妻郡高山村 |
| 登録生産者団体 | 高山きゅうりの会 群馬県吾妻郡高山村大字中山2856-1 |
| 登録公示 |
「高山きゅうり」は、群馬県高山村で150年以上前から栽培されている白いぼ半白きゅうり(1)です。一般的なきゅうりに比べ3~4倍の大きさがあり、外皮には淡い黄緑色で白くかすれたような模様がついています。
外皮が薄く柔らかいものの肉質がしっかりしているため、生食ではシャキシャキとした歯ごたえがあり、炒めても独特の食感とみずみずしさを楽しめます。
一般的なきゅうりよりも青臭さが控えめで、幅広い年齢層から好評を得ています。
「高山きゅうり」は、生産地である高山村で、在来品種「高山きゅうり」を用いて栽培されます。
淡い黄緑色でカスレ模様があり、白いぼで300g~500g程度、曲がりは4㎝以下で病害虫被害がなく、腐敗・変質していないものが「高山きゅうり」として出荷されます。ただし曲がりが4㎝を超えるものや、病害虫被害が軽微で、腐敗・変質していないものは加工用とすることができます。
高山村は、群馬県北部に位置し、周囲を1000m級の山々に囲まれており、耕作地は標高420mから700mの中山間地域にあります。「高山きゅうり」の美味しさゆえに、長年にわたり生産者個々での自家採種が繰り返され、在来品種である「高山きゅうり」の系統が維持されてきました。現在は、2014年に立ち上げた「高山きゅうりの会」が中心となって交雑を防ぐ取り組みや優良株の選抜を行いながら種子採取を毎年行っており、採取した種については会員以外に配布していません。
高山村では、生食や漬け物としてはもちろんのこと、郷土料理の「冷や汁」(2)「炊き寄せ」(3)にも、昔から「高山きゅうり」が食材として使用されています。
2024年現在、「高山きゅうり」は、「高山きゅうりの会」の会員14名により生産されており、大手のスーパーや食品宅配業者に年間約8t、地元の道の駅や直売所に約4t出荷されています。
- 半白きゅうり:果実の表皮の色が普通のきゅうり(濃緑色)よりも淡く、先端部が緑で、基部にかけて白っぽい外観になる品種のグループのこと。
- 冷や汁:出汁と味噌で味を付けた、冷たい汁物。具としてきゅうりを入れることが多く、主に夏場に食べます。宮崎県や埼玉県の郷土料理としても知られています。
- 炊き寄せ:複数の食材をそれぞれ別に煮たものを一つの料理として器に盛りつける料理のこと。「高山きゅうり」は短時間で味が染み込み、冷やしてもおいしく食べられます。




