泉州水なす

登録番号 161
名称 泉州水なす(センシュウミズナス)、Sensyu Mizunasu、OSAKA MIZUNASU、
大阪紫晶茄
分類 野菜 / 穀物類
登録日 2025/01/30
生産地 大阪府
岸和田市、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、和泉市、高石市、泉南市、阪南市、泉北郡忠岡町、泉南郡熊取町、田尻町及び岬町
登録生産者団体

全国農業協同組合連合会
東京都千代田区大手町1-3-1

登録公示

第161号:泉州水なす

農林水産物等の生産地

「泉州水なす」は、その名前のとおり、ぎゅっと絞ると水がしたたり落ちるほど水分を多く含む「なす」です。果皮と果肉が柔らかで、ほのかな甘みがあるのが特徴です。
 昔は田畑の片隅に水なすを植え、「炎天下の農作業でのどが渇いたときに食べて渇きを癒した」と言われています。
 皮が薄くあくが少ないため生で食べることができます。調味液やぬか床(1)に漬け込んだ「泉州水なすの浅漬」は、家庭で日常的に食されるほか、大阪を代表する土産物や贈答品としても人気があります。

「泉州水なす」は、JAいずみの、及びJA大阪泉州が推奨した品種を使用し、「泉州の水なす~栽培管理のポイント~」に準じて栽培されます。
 出荷基準は、各JAが定めた「水なすの選果基準」に準じます。

泉州地域(大阪府南西部)では、江戸時代(2)初期には水なすが栽培されていました。他の地域で栽培すると果形や果色、肉質が変わると言われ、この地域の特産品とされてきました。
 1942年以降に大阪府立農事試験場が交配育種を開始し、1951年には系統比較試験を行い、色濃い品種が生産されるようになりました。さらに1990年ごろから行政・農協・漬物業者等関係者が連携し、栽培技術の向上に努め、食味審査による優良品種の選定を行うとともに、プロモーションを行ったことで全国的な認知が進み、生産量が増加しました。 現在、泉州地域で生産されている「なす」のほとんどは水なすであり、「泉州水なす」は地域を代表するブランド野菜となっています。
 年間の出荷量は約2,000トン(2023年時点)です。

  1. ぬか床:米ぬかに塩や唐辛子などを加え、乳酸発酵させたもの。ぬか漬けを作るために用いられます。
  2. 江戸時代:1603年~1867年。日本の時代区分の一つで、江戸(現在の東京)に幕府が置かれていた時代を指します。徳川家康を初代将軍とし以後徳川将軍家を中心とした藩政政治が行われました。

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