川井赤しそ
| 登録番号 | 160 |
|---|---|
| 名称 | 川井赤しそ(カワイアカシソ)、 Kawai Aka Shiso |
| 分類 | 野菜 / 穀物類 |
| 登録日 | 2025/01/30 |
| 生産地 |
岩手県
宮古市川井地区(旧川井村) |
| 登録生産者団体 | 川井しそブランド推進協議会 |
| 登録公示 |
「川井赤しそ」は、岩手県宮古市川井地区で栽培される「しそ」で、葉の表面の緑色に対して裏面が赤紫色という全国的にも類を見ない特徴をもつ片面紫蘇(カタメンシソ)です。
葉に厚みがあるため、一般的な「しそ」に比べ葉一枚あたりの重量が1.2~1.8倍あり、強く香ります。
「川井赤しそ」の生葉に塩とクエン酸を加えた塩蔵品は、漬物等に使うと強い発色を促し鮮やかな赤紫色となります。香りも強いため、梅干し(1)の生産地から強い引き合いがあり、紀州南高梅(2)の梅干しの原料として用いられています。
また生産地でも様々な加工品が開発されており、中でも「しそジュース」は人気の特産品として定着しています。
「川井赤しそ」は、川井しそブランド推進協議会(以下、「協議会」)が定める品種を用い、協議会が定める栽培方法及び加工方法によって生産されます。
「片面紫蘇」は、元々川井地区の一部の農家が栽培していた在来種です。商談先の岐阜県の漬物業者に「片面紫蘇」を見せたところ、その品質の高さや希少性、優れた加工特性に驚嘆し、すぐに取引が開始されました。
標高700メートルを超える冷涼な中山間地域という自然環境が害虫の発生を抑えることや、収穫時期が 7~8月に限定され、圃場の地力が冬の農閑期に回復することも品質の高さにつながっています。
1985年から、旧川井村と岩手県農業改良普及センターが普及に取り組み、本格的な栽培がはじまりました。1992年に設立された川井しそ生産組合が中心となり地域全体で種苗生産から栽培、収穫、加工まで一括して管理を行うことで、「川井赤しそ」の品質の安定化を図ってきました。
その後、和歌山県の梅干し産地との塩蔵品等の取引により需要が急増し、地域になくてはならない特産品となっています。
年間の生産量は142トン(2021年時点)です。
- 梅干し:梅の実を塩漬けにした漬物で、日本では平安時代から食されてきた伝統的な食品です。おにぎりや弁当などに添えられるなど我が国を代表する食材の一つです。
- 南高梅:和歌山県を主たる生産地とする梅の品種の一つ。果実が大粒で皮が薄く、果肉が厚く柔らかいのが特徴で、梅干し用としては最高品種とされています。










