富田林の海老芋

登録番号 137
名称 富田林の海老芋(トンダバヤシノエビイモ)、Tondabayashi-no-Ebiimo
分類 野菜 / 穀物類
登録日 2023/07/20
生産地 大阪府
富田林市(彼方、西板持、東板持、南大伴、北大伴、錦織)
登録生産者団体

富田林市海老芋振興協議会

大阪府富田林市西板持町6-7-24

ブランドサイト

富田林市Webページ

登録公示

第137号:富田林の海老芋

農林水産物等の生産地

「富田林の海老芋」は、生産地を中心に栽培されている在来種から選抜、育成された里芋です。
 その名の由来とされる海老のような湾曲した形状と縞模様が特徴です。
 食味としてのほくほく感の指標である乾物率が他産のものより高く、滑らかな舌触りから高級食材として、通常の里芋より高値で取引され、京都や東京の料亭などから重宝されています。

「富田林の海老芋」の栽培方法として、種イモは生産地内で栽培された在来種から選抜自家採種したもの、もしくは地域内の他の富田林市海老芋振興協議会の会員から譲り受けたものを用います。また、土寄せその他の行程は協議会の栽培マニュアルに従って行います。
 出荷基準は、目合わせによる曲がりを有していること、虫食いや著しく損傷がついたものは出荷しないこと、また、虫食い以外で著しい損傷のないものは加工用にすることができることとしています。

海老芋の生育には大量の水が必要な一方で、水はけが悪いとすぐに傷んでしまいます。生産地は、水田地帯であったことから水路が発達するとともに、河川の氾濫によって形成された礫層に水田土が堆積した水はけのよい土壌を有しており、海老芋の栽培に適した地域となっています。
 地域では、海老のような曲がり方を生むため、「土寄せ」による土の重みで上、左右から圧力をかけ、本来は丸く成長する芋の形を人為的に海老のように曲げるための技術が長年承継されてきました。
 1955年に編纂された郷土資料には、里芋が重要な野菜と記されており、古くから地域の名産として京都方面に出荷されてきました。2021年には「富田林海老芋振興協議会」を設立、栽培と出荷の管理が行われ、18戸の農家により、栽培面積1.5haで年間18tの生産が行われています。

購入先情報

・富田林市ふるさと納税:https://www.city.tondabayashi.lg.jp/site/furusato/

・ホップスモール(オンライン販売):https://www.hops-japan.com/view/item/000000004310

JA大阪南農産物直売所 あすかてくるで:https://www.ja-osakaminami.or.jp/asukatekurude/

購入できる時期:10月下旬から12月下旬

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