飛騨牛

登録番号 126
名称 飛騨牛(ヒダギュウ)
分類 食肉
登録日 2023/01/31
生産地 岐阜県
登録生産者団体

飛騨牛銘柄推進協議会

岐阜県関市西田原字大河原441

ブランドサイト

飛騨牛|飛騨牛銘柄推進協議会

登録公示

第126号:飛騨牛

農林水産物等の生産地

「飛騨牛」は、「全国和牛能力共進会(1)」で2大会連続最優秀枝肉賞を受賞するなど、その優れた脂肪交雑を含め高い品質を誇ります。東京都中央卸売市場食肉市場の和牛去勢平均価格と比較し5・4等級で2割、3等級で約1割近くの高値で取引されています。

「飛騨牛」の認定基準は、飛騨牛銘柄推進協議会(以下「協議会」)の登録農家制度にて認定・登録された生産者により14ヶ月以上肥育され、飼養期間が最も長い場所が岐阜県であること、さらに公益社団法人日本食肉格付協会が実施する牛枝肉格付により肉質等級(2)5等級·4等級·3等級で、歩留等級がA又はBと格付けされたものであることです。

生産地では、大正時代(3)から個々の生産者による肉質改良が行われてきましたが、昭和20年代以降、集団的改良が進められ、肥育技術の向上を図るなど、地域を挙げて長期的・安定的優良肉用牛の生産体制を確立してきました。
 1988年1月、「飛騨牛」の銘柄確立を図るため協議会を発足、「飛騨牛」が県統一銘柄として決定されました。その後、優良遺伝子の活用と保留推進や枝肉情報を基にした育種価による種雄牛の造成、また枝肉情報について先端技術を用いた科学的な改良事業の推進がなされるなど、現在も県内において飛騨牛の改良が進められています。
 年間で約1万頭が飛騨牛に認定されています。1989年度に飛騨牛販売指定店制度が、また、1990年度に飛騨牛料理指定店制度が導入され、県内、県外で数多くの販売店や飲食店が認定されています。
 また、2008年度には飛騨牛海外推奨店制度が導入され、海外においても数多くの推奨店が認定されています。2022年1月現在、飛騨牛販売指定店は168店、飛騨牛料理指定店は193店、飛騨牛海外推奨店は59店舗となっています。

  1. 全国和牛能力共進会:5年に1度開催される和牛(黒毛和種牛)の品評会です。
  2. 肉質等級:牛肉の肉質を示す指標として、「脂肪交雑」「肉の色沢」「肉の締まりおよびきめ」「脂肪の色沢と質」の4項目により15の等級(5が最高)で評価されます。
  3. 大正時代:1912年~1926年。日本の時代区分の一つで時代区分では最も短い。明治時代に続き近代化が進められるとともに、護憲運動や政党内閣が発足するなど民主主義が提唱されました。

購入先情報

飛騨牛を買う|飛騨牛銘柄推進協議会
飛騨牛銘柄推進協議会が認定する「販売指定店」を検索できます。
 

飛騨牛を食べる|飛騨牛銘柄推進協議会
飛騨牛銘柄推進協議会が認定する「料理指定店」を検索できます。

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